脳内のイメージ

BECCTや光過敏性けいれんとラミクタール

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てんかんの治療においては脳波の測定や症状からどの種類のてんかんに属するのかということを判断して適切な治療薬を選んでいくということが大切になります。
組み合わせを間違えてしまうことによって症状を悪化させてしまうリスクもあることが知られています。
医師が正確に診断をすることができなければ発作の予防を行っていくのが難しいというのが事実となっています。
それでもなお上手く治療が行えないというケースもあり、試行錯誤を繰り返していくということも珍しいことではありません。

こういった難しさのあるてんかんの治療において救世主となると考えられているのがラミクタールです。
ラミクタールはほとんどのてんかんの発作の予防に対して有効性があるというのが特徴であり、全般発作でも部分発作でもその予防効果を示すことが明らかになってきています。
しかし、てんかんであれば治療が必要になるというわけでもなく、症状からけいれんを起こしているからてんかんであるというわけでもないため、依然として専門医による診断の重要性は変わりません。
BECCTのように予後が良好な小児のてんかんもあり、こういった患者にラミクタールを使用する必要は必ずしもありません。

また、光過敏性けいれんのように光の刺激に応答して発症してしまうけいれんの場合にはラミクタールの有効性については示されていないのが現状です。
そのため、てんかんのようだからラミクタールを飲めば問題ないという判断をすることは安易すぎる考え方です。
いかに有用な薬であってもしっかりとした診断をした上で有効かを判断して使用していくということが大切になります。
しかし、ラミクタールの有用性は確かであり、使用されていくケースは増えていくでしょう。